今週、卒業式 古賀研究室


水戸・偕楽園にて
by kogaj
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星になった兄弟

ぶたご座の話である。先日プラネタリウムを見に行った。時間があったからである。お客は私ひとり。30分の放映を楽しんだ。高校時代に地学部に所属した私は、基本的に天体観測が好きである。観望というべきかもしれない。

望遠鏡も持っている。だが、最近は、時間がなくてほとんどみていない。今年は火星が中接近だとか。時間があればみてみたいと考えている。その放映の中であったのが、この「星になった兄弟」という特集である。日本の昔話として残っているようだ。。
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ストーリーはしごく単純である。働き者の母となかの良い幼い兄弟の3人家族。父はいない。ある日、用事ができた母親が親戚の家に出かける。人里離れた一軒家で兄弟は、残される。母から、「恐ろしい山姥が来るかもしれないから絶対、戸をあけてはいけない」とくぎを刺される。

案の定、山姥が深夜に戸をたたく。兄弟は、なかなか戸を開けなかったのだが、最後の最後、土壇場で、山姥の悪知恵が幼い兄弟を翻弄してしまう。2人は、食べられる寸前に逃げ出すことに成功、木に上るのだが、山姥は追ってくる。

すると、なにという朗報だろう。天の川からキラキラ光る鎖が2人の頭の上に降りてきた。2人は、それにつかまる。すると、鎖はスルスルと天に兄弟を引き上げてくれる。危機一髪、寸前で命を拾った。

地団太踏む山姥にも縄が降りるのだが、それにすがった山姥は、途中で切れてしまい、命を落とす。仲の良い兄弟は、そのまま天に上り、夜空の星になったというものである。芥川龍之介の蜘蛛の糸のようなストーリーだ。世界にはこの種の話が多いのかもしれない。

この昔話を聞いていて思ったのが、なぜ、こんな話が出来たのだろうかということである。人さらいが多かったのか。姥捨て山のような雰囲気で子供を見捨てる親がいたということだろうか。今の、子供に対する虐待のようなイメージもある。いずれにしろ、悲しい話である。
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by kogaj | 2010-03-07 21:51 | 日記
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