夏休み入りの古賀研究室


水戸・偕楽園にて
by kogaj
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自由人権協会

弁護士の友人から誘われて少し前からこの協会の勉強会に顔を出している。メンバーの中心は、弁護士、それにジャーナリスト、私のような元マスコミ人で現在大学などで教鞭を取っている学者もいる。法的な側面に詳しい弁護士の発言は別の意味からとても参考になる。

前回は、昨年、朝日新聞がスクープした大阪地検特捜部の検事による証拠改ざん事件で、厚労省の当時局長だった村木さんを救った弁護士事務所が報告した案件だった。当然、件の弁護士も来られた。中身は、証拠改ざんに関連する案件で、当時検察官が村木さんとは別の被告から取った調書があるにもかかわらず、その調書とはかけ離れた報道をメディアがしているという事実である。

分かりやすく言えば、被告が検察官に対し「そうではない」と否認し、調書がそうなっているのにもかかわらず、新聞報道では、「そうです」と嫌疑を認めた報道となっている。これは、新聞の取材に対し、検察官がそうした情報操作をして、取調べと裁判を有利に進めていこうという策動に他ならないという事実である。

弁護士事務所は、民事訴訟を提起し、争っているのであるが、裁判官は、必ずしも積極的ではないようだ。参加したメンバーからは、「勝ち目がない」「メディアは報道しない」との批判的なものもあったが、私は、この種の情報操作、プロパガンダ行為をやめさせる良い機会になると思うとの趣旨の発言をした。

裁判がどうなるかも関心があるが、近いうちに論文にもまとめたいものである。
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by kogaj | 2012-04-15 06:51 | ジャーナリズム
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