2012年 07月 24日
留学生の講義
留学生の講義は、豪州という国の説明から始まった。日本よりかなり大きな大陸であること。内陸部は砂漠、人口密度は1平方㎞あたり2-3人。過疎地では、学校に集まらず無線などを使って授業するところもあるようだ。広い国ならではの話である。
興味深かったのは、習慣の違いである。大勢で食事に行った場合、例えば、大学では、日本では教授が多めにカネをだすのだが、豪州では、一律同じ額のようである。教授にとっては、歓迎すべきことであるが、日本の学生にとってはそうでもないかもしれない。
英語の違いについても話をしてくれた。フランス語のリエゾン、日本語の音便に当たる発音の短縮形は行って聞いてみなければ分からないだろう。考えるという単語でレッコンという動詞を結構頻繁に使うと言っていた。英米では、裁判で使う用語だ。
全員に質問してもらった。中高と既に6年間英語を勉強しているにしては必ずしも上手とは言えない。これも日本の英語教育の弊害のなせる技なのかもしれない。一人が質問がなくて、「自分には外国人の友人がいない。是非友人になってほしい」と懇願すると、留学生は、「もちろん」と答えていた。留学生の人柄が出たと思いました。
by kogaj
| 2012-07-24 07:30
| 講義