今週、卒業式 古賀研究室


水戸・偕楽園にて
by kogaj
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英BBCトップが辞任


c0018010_7125832.jpg不祥事の責任を取って英BBCのトップが辞任した。本家本元のBBCはトップページで、米CNNは、ブレイキング・ニュースでサイトのトップページで報道している。日本のメディアをチェックしたら大きなところは掲載していない。日曜日なので体制が整っていないということなのだろうか。

辞任したジョージ・エントウィストルの肩書direstor genrealをどう翻訳するか。編集局長などの上にいる、全体を統括するポジションにいるから会長くらいになるんだろう。だが、会長であれば、chairman とすればいいものを。

イラク問題を巡る報道で辞任した前のトップ、グレッグ・ダイクの肩書director genralを会長としていたからまあ、これでいいのか。英語の記事を翻訳するときに困るのがこうした肩書である。皆が知っている簡単な単語でも、例えば、brother は兄弟と訳すのが一番いいのである。

だが、先日、NHKの著名な国際部の記者が訳した本を読んでいたら、このbrotherを兄と訳していた。実際は、弟である。これは細部を確認すれば、分かるはずなのに。こうした基本作業を怠っているのだろう。これが誤報につながるのは言うまでもないし、誤報ならぬ、誤訳となる。

BBC会長の辞任は、直接の原因は、保守党議員の暴行疑惑を実名で報道し、それが誤報であることが判明したことによるものとみられている。サッチャー元首相の側近の政治家で、保守党からの圧力が強まっていた。会長は、名誉のための辞任と声明を出している。誤報が相次いでいる日本のメディア界も他人事ではないだろう。

これ以前からBBCは、不祥事が指弾されていた。番組に出演していた、著名な司会者が出場した少年少女に対する虐待を長期間に渡って続けていたこと、BBCが、それを見て見ぬふりをしていた。王族などに対する無礼な態度にも曖昧な態度をとっていた。

BBC自体がこの司会者に対する告発番組を最近作成したのだが、それを内部の圧力が握りつぶしていた。要は、BBC内に浄化作用、コンプライアンスの機能が働いていなかったということである。日本のNHKについても少し前まで同じような報道が相次いでいた。緊張感が欠けていたということであろうか。
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by kogaj | 2012-11-11 06:56 | ジャーナリズム
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