冬休み前の古賀研究室


水戸・偕楽園にて
by kogaj
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エルグレコ展


c0018010_8325169.jpg上野の東京都美術館で開催中の「エルグレコ」展のチケットを入手したので行ってきた。なかなか素敵な絵がたくさんあったので楽しく過ごさせていただいた。世界中の美術館から、この展覧会を開催するためにグレコの絵を貸してもらったのだから、日本の地位も大きくなったものだと感じながら。

上野駅の近くに西洋美術館がある。あそこに所蔵されている松方コレクションの中にもエルグレコの絵がある。確か、「告知受胎」だったと思う。20年くらい前に特派員として過ごしたロンドンのナショナルギャラリーにもグレコの絵があった。ルーブルでも鑑賞できる。

印象的なのは、やはり当時とても高価だとされているブルーや紫の絵具がふんだんに使われていることである。全体的にくらい色彩の中に、突然、明るい黄色が効果的に使われている。希望などの象徴を表す時に使われている。それが絵の素晴らしさをとても引き立てている。

素晴らしい絵が多かった中で感じたのは、意外にいろが薄く感じたことである。油絵のはずなのであるが、ねっとりした色彩ではない。フレスコ画ほどではないが、さらりと書いたという感じだ。カネがなくて絵具をケチったのかな、とも思った。

国王などの金満家の後ろ盾がいれば違うのだろうが、そうではなない時期に掛かれたのか。王の逆鱗に触れて教会の絵をかいていたという話を聞いたことがある。
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by kogaj | 2013-03-17 08:31 | 日記
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