今週、卒業式 古賀研究室


水戸・偕楽園にて
by kogaj
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カテゴリ:経済( 20 )


根本さん死去

直近のニュースを閲覧していたら根本二郎さんのご逝去を知った。合掌。20年くらい前の財界担当の頃に、日経連会長で、なぜかかわいがってくれた。会見でも名指しで質問された。厳しい質問をする方だったから懐柔しようと思っていたのだと思っている。

今年は欠席したが、毎年、新年の賀詞交歓会に出席すると、お出でになっていて、良く話し込んだ。根本さんもロンドン勤務時代があり、時代こそ違え、同じロンドンで生活をしたという気安さもあったのか、馬があった。
日本酒が好きな酒豪で、日本酒の話で盛り上がったなあ。

根本さんは日本人の多いヘンドンにお住まいになっていたようだ。子どもの学校があり、良く行った。「いろは」という居酒屋があったので、これもそのひとつだったのだろう。

日経連と経団連が合併して現在の日本経団連が誕生したのは、根本さんが統合で決断したことが大きい。そういう意味では、財界統合の立役者といえるだろう。大変な論客で、議論が好きな人だった。合掌
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by kogaj | 2014-12-08 23:31 | 経済

なんでこうなるの!! 国会事故調でもうひとつ


c0018010_21038100.jpg国会事故調の報告書関連の記事を読んでいると、英語の記事がとても手厳しい。いったい何があったのか。試みに事故調の報告書を読んでみた。委員長の黒川さんのメッセージだけでもかなり違う。日本語と英語の報告書がである。いったい何が起こったのだろうか。

英語を基に、日本文の報告書を読んでみよう。冒頭、委員長は、事故は、「自然災害とみなすことはできるはずもない」「まさに、人間の作った災害」「その事故は、予見でき、防げたものである」と断定している。

一方日本語はどうか、冒頭には、「日本が抱えている根本的な問題を露呈することになった」と書いてあるだけ。2段落目以降は、過去の日本の原子力政策の流れを書いている。

英語の方はどうか。激しい言葉が盛りだくさんである。3段落目、リポートでは、数々の誤り(過失)、意図的な怠慢(不注意)で事故が発生した。5段落目には、「とても痛ましいことであるが、この事故は、日本製の事故であると認めざるを得ない。基本的な原因は、・・・日本の文化である」などと記してある。

日本語の報告書で印象的な表現は、「規制の虜」である。年末の今年の流行語大賞になりそうなキーワードだ。これは、ノーベル賞を受賞した学者の主張でもあるようだが、企業が大きくなりすぎると監督官庁より強くなり、規制を自分の好きなように設定する力を持つようになる。当局が企業の操る虜になってしまうという意味である。

金融不祥事に揺れた90年代の大蔵省もそうだったなあ。いずれにしろ、興味深い報告書だ。きっちり読んでみよう。
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by kogaj | 2012-07-09 15:46 | 経済

福島原発事故報告書


c0018010_757667.gif凄い報告書が出たものだ。1年4か月前に爆発事故を起こした東京電力福島原子力発電所の調査報告書である。メンバーのうち委員長が原発についてはド素人ともいえる医学界出身の大学の先生だったから、超甘々の結果が出るものと思いこんでいた。それとはまったく逆の結果となった。先見性のなさ、お恥ずかしい限りである。

もしかしたら、この手法は、日本の歴史にとっては画期的なものとなるかもしれない。ただし、来週以降、政府・経済産業省、東京電力、東電寄りの、いわゆる御用学者がどうでるかである。その意味では、見ものだ。週刊誌もどう書くかな。これは、東京の特派員を通じて、海外にも発信されており、

その論調は興味深いものがある。中味のある報告書となったのは、メンバーである弁護士出身で大学の先生の野村さんややはり大学出身のラジカルな八田さんの功績といえるかもしれない。

試みに新聞に掲載されてる報告書の要旨を読んでみた。時間があれば、全文を読んでみたいと考えている。そうではなければ全貌は分からない。報告書の全体を貫いているのが、行政と企業の癒着、規制当局が規制の体をなしていなかったという点である。いわゆるトリコになっていたという考え方である。言いえて妙である。

事故は防げなかったのか。これについて報告書は、「耐震設計は、最低限の改善すら怠っていた」「規制当局は対応の遅れを黙認していた」などなど。こういう具合であれば事故は起きて当然だし、防げるはずもない。

東電当局の対応のまずさ、マニュアルや訓練の不十分、政府の無策・・・報告書は、数々の問題点を指摘している。いずれも、これまでの大事故で公表が避けられていた指摘ともいえる。こうした率直な報告書がまとまった理由はなんだろう。

私は政権交代ではないかと思う。自民党政権下では、このような報告書をまとめるような委員の人選もされなかったし、報告書を作成しても握りつぶされていたと想像する。その意味では、反面教師ともいえる。


c0018010_7572579.png最後の最も重大なポイントを書いておこう。なぜ、事故が防げなかったのか。この理由について、報告書はこう書いている。リスクマネジメントに欠陥があり、それを規制当局が許していた。規制当局がその体をなしていなかった。事業者が規制強化をかたくなに拒み続けた。その結果、規制は世界標準から後れを取った。

規制する立場とされる立場が逆転し、当局が事業者の虜になった。この結果、監視・監督機能が崩壊した。規制当局は、国民の健康と安全を最優先に考える・・・・風土、文化も欠落していた。事故対応で縦割り行政の弊害も顕在化した。諸外国の事故、安全への取り組みを真摯に受け止め法規制を見直す姿勢も欠けていた。

とにかく、凄い内容である。これは、日本の企業、組織、政府、自治体に対し強烈に反省を迫る内容でもある。時間があれば一度皆さん読んでいただきたい。
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by kogaj | 2012-07-07 07:24 | 経済

貿易赤字


c0018010_11272316.jpg昨年の貿易収支が赤字になったとの発表が政府からあった。31年ぶりという。NHKのように大仰に騒ぐ一部のマスコミもある。そうだろうか。実は、1年くらい前から所得収支が、経常黒字を上回っていた。この時点ですでに日本経済は驚くような変身を遂げていることが明らかになっていたのである。

所得収支というのは、海外からの投資収益である。海外での事業や配当収益が日本に還流しているその合計である。日本の戦後の経済は円高の歴史である。1ドル=360円だったのが変動相場制移行で260円台になり、1985年からの円高誘導、いわゆるプラザ合意で、一気に円高が更新する。

それが最近の70円台までになっている。あと10年もすれば50円かもしれない。産業界は、85年以降工場の海外移転を積極的に進めてきた。その投資の収益が今、日本に還流しているのである。最近の円高でついに海外移転は中小企業まで及びだしたそうだ。

となると、この所得収支は、今後、さらに膨らむ可能性がある。私が教えている学生らにいつも言っているのは、「君たちは今度海外で働く可能性がとてもたかくなる。海外で稼いで、我々の年金をねん出してくれ」と。貿易赤字への転落は、日本の期待すべき新しい未来を暗示している。
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by kogaj | 2012-01-29 11:18 | 経済

LED電球

近所のお店からLED電球を買ってきた。普通の電球であれば100円ショップで買えるのだが節電のためである。結構高い。ワット数は、4.8だから、60ワットだと13分の1くらいの電気消費量。1年くらい使えば、元が取れる計算である。

どこに使うか。頭を絞った、結局トイレに使うことにした。いちばん使いそうだからである。これまでの電球だと点灯しているのに触れると結構熱い。長いことつけていた場合はやけどをしそうなほどだ。LEDは、それがまったくない。電気消費量が少ないからである。

サークラインなども変えるといいのだろうが、このバージョンは売っていない。お目にえにはもう少しかかりそうだ。
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by kogaj | 2011-08-17 10:34 | 経済

日本が変わる時


あと2週間で新学期、正確には12日から授業が始まる。マスコミの話のほか、英語も担当しているのでその関係の本にも目を通す。最近再認識したのは、日本の学生の英語のレベルがアジアでも相当低いという事実である。これには本当に驚いた。

東洋経済が最近出した英語学習の特集号に掲載されている資料で、確か、TOEFULだったと思う。日本の学生の平均点がアジアではカンボジアについてワースト2となっていた。シンガポールはナンバーワン。韓国なども高い。平均点は統計の取り方によって違ってくるが、逆転し、日本が上位に進出することはほぼないだろう。

胸を張って言えることでは決してないが、それは、学生を教えていて実感することでもある。本学には留学生が少なくない。日本人と一緒に講義を受けると、本国にいた時は英語のレベルは大したことはないと思っていたのが、かなりできるのではないかと再発見すると漏らす。それは、一緒に学ぶ日本人のレベルが低いからとは言えまいか。

学生に、授業で、スピーチをお願いしても、上手くしゃべれる学生は残念ながら、そう多くはない。事前に予告をしても用意もしていないこともある。簡単なことをしゃべるのに異様に時間がかかる学生も少なくはない。時間のロスだからあまり会話に時間を掛けたくないというが本音である。

もっとも、本学の名誉のために言うが、デキル学生はそれなりのレベルをキープしていることは言うまでもない。今回の震災で、電気が慢性的に不足することになった。モノが作れないから企業の海外進出は一段と加速するだろう。日本経済のパイは縮小するだろう。だが、これはレーニンのいう、資本輸出であり、日本の資本の関係する生産は世界ではさらに増えることになる。

電力業界の自由化も加速するだろう。これまで関西と関東の電気のサイクルが違うというのを口実に業界は、自由化を拒んできた。これにも大きなメスが入るだろう。安全保障上から選択肢に入っていなかった輸入も考えるべきだあろう。

しかしだよ、輸入するなら海外に工場を作った方がよっぽど効率的だろう。日本人も海外に出ていく決意を迫られる。華僑や印僑ならぬ、日本僑が出来てくるかもしれない。英語は更に大事になってくる。
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by kogaj | 2011-04-02 22:59 | 経済

原発事故で疑問


今回の原発事故はとにかく未曾有。分からないことが多すぎる。情報公開が徹底してないとの話もある。個人的には今回の事故の酷さは、25年前のチェルノブイリと同等ではないのかと思う。確かにチェルノブイリは暴走した。東電は暴走していない。だが、向こうは1基の事故、こちらは6基。外部にまき散らしている放射線はどちらが多いのだろう。

疑問の筆頭は、今、海水の放射を受けている原発は今度どうなるのかということである。放射能を封じ込めるためにチェルノブイルのように石棺詰めになるのか。あるいは清掃作業をして再度、運転を始め、我々に電気を送ってくれるのか。

「海水を入れるということは廃炉にするということ」とのコメントをメディアの記事で何日か前に読んだ記憶がある。廃炉にするとこの原発は発電しなくなる。廃炉にした分だけ、電力不足となる。1基100万キロワットとして計算すると数基分、つまり数百万キロワットが常時不足することになる。

東電が供給すべき電力量は4000万キロワット程度のはずですから1-2割くらい不足することになる。新しい発電所をつくるのには時間が掛かるだろうから、計画停電は数年続くということなのか。そうなると我々は当然として製造業などの被害は甚大だろう。

あと、原発の製造元、米国のGEと国内は日立(?)の責任はどうなるのか。東電だけでなく、こちらも猛反省すべきだよ。
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by kogaj | 2011-03-20 00:00 | 経済

エコポイント

12月でエコポイントが半減するとのことで駆け込み需要が俄然増えているという。我が愛車ももう少しの命なので、グランドツーリングに出かけてみた。ヤマダ電機を覗いてみた。国道沿いに大規模店舗がある。

ずらりと並んでいると思ったら拍子抜けした。ガラガラ、店員に聞くと土日が凄いそうである。明日あさっては確実に戦争とか。レジは1時間待ちということである。売り場の隅に食品がある。私は、サッポロ一番味噌ラーメンと醤油ラーメンが5個入りで298円だったので、それを買ってきた。

賞味期限は、5月だからそれまで食えばいい。この間、外国に行くようだったら持っていこう。水戸のヤマダ電機の向かいにコジマがある。ここも覗いてみた。ヤマダよりさらにスカスカ。経済誌で最近は、コジマよりヤマダの方が成績が良いとか。今週末が天王山となる。どちらが勝ちを制するか。
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by kogaj | 2010-11-26 23:15 | 経済

どうなる経団連

経団連がその存在意義ともいわれている政治献金への関与の停止を発表したようだ。なるべくしてなったというべきか。もっと早く決断しても良かったのではないか。タン力がなかったと言えばそれに尽きよう

ともあれ、方向性は良いだろう。後は、地球温暖化防止に向けた経済界の努力であろう。これをどういう形で、打ち出すかである。これまで、経団連は、企業の利益確保、増大に向けた圧力団体という色彩が強かったような気がする。

今後は、CSR(企業の社会的責任)の確保に向けた経済界の中心となるべきであろう。
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by kogaj | 2010-03-10 12:26 | 経済

豊田章男

トヨタ自動車の総帥、豊田章男が米議会の公聴会に出席、今回のトラブルに関連する数々の、手厳しい質問を米議員らから受けた。良かったのか、駄目だったのか。それはよく分からない。

今から10数年前に財界会社として当時の経団連会長の豊田章一郎に1年間、密着して取材することがあった。章男の親父である。親父を知っている私からすると、親父を数倍超えるような経営者に育ったなあという感を禁じ得ない。

仮に章一郎が社長でこんなことがあったら章一郎は、こんな対応ができただろうか。否、できなかっただろう。ただし、石橋をたたいて渡るような根っからのエンジニア章一郎であったら、このようなことも起きなかったからもしれない。

時代が経営者を鍛えるのか。新聞記者は、修羅場を踏んで大きくなる。経営者もそうなのだろうか。
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by kogaj | 2010-02-25 23:01 | 経済