今週、卒業式 古賀研究室


水戸・偕楽園にて
by kogaj
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カテゴリ:ジャーナリズム( 68 )


サンディー


c0018010_651595.jpg私が高校生の頃に、人気歌手でサンディー・アイさんがいた。NHKのラジオ番組でパーソナリティーをやっていて、話が軽妙でファンよろしく、よく聞いていた。当時、ポピュラー・ミュージック・コンテストという歌の競技会があって、そこでサンディーの歌う「グッバイ・モーニング」がグランプリを獲得した。今聞いてもいい歌だと思うね。

現在も歌手として活躍されているようだ。どちらかというとハワイアン。グラビアモデルでもあったのだが、それは今なお健在という書き込みがネット上にあった。本当かね。それはともかく、今米国東海岸をにぎわせているのがこのサンディー、ハリケーンである。

日本の台風と思えばいい。この種の大風は、地域によって呼び名が違う。インド洋では、サイクロンと呼んでいるのではないだろうか。この辺の記憶は極めて曖昧。最近、それに拍車がかかっているから始末が悪い。日本は数字で、あちらでは、アルファベットのABCで名前を付ける。

米軍占領下で日本を襲った台風は、ABCで名前がついている。ルース台風、キャスリン台風、キティー台風など。被害が大きかったルース台風は鹿児島では、特に有名。サンディーは、Sだから、日本風にいえば、台風20号くらいか。このハリケーンの襲来で、ニューヨークの都市機能がマヒしているという。朝のワイドショーなどは、その報道だらけだ。

日本では、台風が来ると最大風速××とにぎにぎしく報道する。だが、今回のサンディーでは、最大風速が出てこない。BBCのウェブサイトなどで調べると、最大風速は、74mph となっている。マイル表示をキロ表示に直すと、時速120キロ弱、分速2キロ。秒速だと33メートル。

日本の感覚で言えば大したことはない。だから、テレビの報道でも最大風速を伝えないのである。もっとも向こうは、台風襲来に備えて住宅などが立てられてないから風に脆弱なのである。被害は甚大なのかもしれない。33メートルだったら大したことはない、ではない。大騒ぎの背景には、これがある。

もっとも、日本のニュースには、大事なことを伝えないというのが、時たま、こういう風にあるから、疑ってかからなければならないね。
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by kogaj | 2012-10-30 06:47 | ジャーナリズム

提灯記事

提灯記事というのがマスコミにある。相手からの要請、あるいは意向を測たんし、相手の言い分をそのまま記事にすることを言う。政治経済関係の記事が多い印象を持っている。企業にお世話になっている日本経済新聞にもこの種の記事は少なくない。

その代表例が今回の森口氏の記事だろう。「世界一の実験」「世界で初めての・・・」の活字が一面に踊る。多くは森口氏から連絡があり、それに応じて記者が取材、記事が出ないと矢のように催促があるという。なぜか、読売新聞、日経新聞が多いような印象である。

記者時代に企業から声がかかり、記事を書いてくれとお願いされたことがある。取材に行って話を聞くと、大した話ではない。当方は、ボツにしたが、翌日の他の新聞を見たら記事が大きく掲載されていて驚いたことがある。提灯記事である。

記事の正確性を期するため時間をかけて確認作業をすれば騙されるという事態は防げるのだが、スピードが要求されるので、そうも時間はかけられない。そうなると、相手側に踊らされる。向こうの思い通りになるわけだ。知恵者のいる会社は、大ニュースが勃発した時に、不祥事の発表をする。記事は小さく扱われるからだ。
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by kogaj | 2012-10-14 12:32 | ジャーナリズム

大誤報


c0018010_7372257.jpg今朝の朝刊を見て驚いた。久しぶりの大誤報である。モノは、ノーベル賞を受賞した山中教授で有名になったIPS細胞に関連し、世界初の臨床実験に森口氏が成功したとした報道。これについて共同通信が「事実無根と認めた」、読売新聞が「調査中」としているという。

朝日新聞では、森口氏の過去の行状を社会面で縷々書いている。どうも確信犯のようである。論文に名前を乗せられた共同研究者がいずれも研究を否定している。肩書も当局に確認すると違っている。大ぼらを吹きすぎている。それを確認せずにそのまま掲載したメディア側にも問題があるのは明らかだ、

6畳一間の家に長年住んでいるようだ。大家さんには、「東大教授になった」と話したとか。だが、肝心の東大側では、それを確認できない。今回、西部本社で懲戒免職の記者を出したばかりの読売新聞がまた、誤報を発したようだ。2年前にも森口氏が成功との記事を掲載したようだ。

私の30年間の記者生活を振り返ってみると、何度か、同様なことがあった。取材はしたが、いずれも相手に不審なものを感じ、記事にはしなかった。全国紙では、記事になっていたので、いい加減なもんだと思ったことが記憶に残っている。編集局長などの進退問題になるかどうか。見ものである。
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by kogaj | 2012-10-13 07:21 | ジャーナリズム

投書


c0018010_642342.jpg 思うことがあって先日、某新聞に投稿した。起き抜けに書き上げ、朝飯前に送付、午後には早くも「掲載します」との連絡をいただいた。つい先日も掲載されたから初めてではない。いずれもメディア関連の所感である。以下の文面を送付したのだが、筆が入り、若干手直しされた。どちらかよいか、興味のある方は、新聞と比べてください。以下が原文です。

シリアで取材中の女性ジャーナリスト山本美香さんが政府軍からと推定される乱射を受け死亡した。痛ましい限りである。内戦では、政府軍が戦闘とは無縁の子供や女性などを攻撃し、多数の犠牲者が出ている。余りの混乱に国連監視団も諦め、撤退するようだ。

随分前にロンドンのロイター通信社の編集局を訪れたことがある。受付の壁に額に入った人物の写真が多数飾ってあった。尋ねると取材中に銃弾などを浴びて最近命を落とした記者らだという。中東やアフリカが多い。部屋の隅には、創立以来の取材中の犠牲者を収め、解説を加えた厚さ10㌢くらいの写真キットがあった。


c0018010_6103444.jpg私たちが普段何気なく接している報道は、自分の命も顧みず、何かを私たちに伝えるため、銃弾が飛び交う危険地帯に自らの意志で赴く、こうしたジャーナリストらの献身的な努力の上に成り立っているのかと思うと胸が痛くなった。今回の訃報と一連の続報に接して、「あの映像は彼女の手によるものだったのか」と役割の大きかったことを知り頭が下がった。

優秀なジャーナリストの死は我々にとっても大きな損失である。思えばこの瞬間も世界のどこかで取材意欲に燃える記者らによるこうした危険と背中合わせの取材が続いている。その努力に敬意を表すると同時に、亡くなった山本さんのご冥福をお祈りしたい。合掌。(終)

制限時数は、550字、ピタリ550字である。最後の「合掌」が削除されたのは、残念だった。私の友人のうちで、新聞への掲載を見つけてご連絡いただいたのが数人。思わぬ知り合いからもメイルがあった。大学で、「みましたよ」と先生方から声を掛けられる可能性もある。意外に読まれているのか。投書欄に目を通している読者が少ないのかは、判断の分かれるところだろう。

メディアの役割は、世の中の様々な意見を紙面などに反映させ、公共圏を形成するのが最大の役割であるという最近の学説を念頭に置くと、投書欄こそが新聞の最大の存在意義とも考えられる。もっとも、結構な部数を誇る某紙には投書欄がない。学説からすれば、新聞の役割を放棄しているということだろう。

国際報道に与えられる国内最大の栄誉、ボーン・上田賞受賞の記者にあらためて「合掌」です。
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by kogaj | 2012-08-27 06:05 | ジャーナリズム

金メダルの値段


c0018010_1626143.jpg 新聞によると、昨日は、銀座で先のロンドン五輪でのメダリストたちによるパレードがあったようだ。50万人集まったとか。警視庁が調べたのか、それとも主催者の発表なのか。写真を見ると、確かにすごい。銀座にあんなに人が集まったのは見たことがない。少し前までメインストリートをほとんど毎日歩いて通勤していたからよく分かる。

金、銀、銅のメダルを胸にぶら下げて、選手たちは満面笑みをたたえていた。利用していたのが、はとバスで、その2階部分に乗った選手たちが手を振っていた。だから、オリンピック招致に向けて東京都が画策したのだろうと思っていたら、やっぱりそうだった。

選手たちによると、金銀銅で扱いにかなり差があるようだ。民放などをみていると断然金メダリストが人気だね。それにしても、あのメダルの値段は、どのくらいするのだろう。私が小学生の頃に東京オリンピックがあって、メダルを売り出した。両親は、銀と銅のメダルを買っていた。さすがに金は無理だったようだ。

先日米ビジネスウィークを読んでいたらロンドン五輪でのメダルの値段が表示されていた。いずれも重さによる計測のようだ。金メダルは、660ドル、だから5万円強。92%が銀のようだ。金は1%程度とか。銀は、325ドル。やはり、92%が銀、残りは銅のようだ。

では、銅はどうなのだろう。97%が銅のようである。値段は書いてなかった。金の高騰で、金製ということにはならないようだ。今年の初めにスイス・ローザンヌの五輪博物館を訪れた。その時に、歴代のメダルがずらりと並べてあった。

本物がどうかは確認しなかったが、初期のやつは陶器製のような印象があったなあ。
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by kogaj | 2012-08-23 22:44 | ジャーナリズム

いい新聞だ、西日本新聞


c0018010_6564616.jpg毎朝起床すると内外の新聞をHP上でチェックするのが日課である。国内の新聞でよく見ているのが私の出身の鹿児島の南日本新聞、そして博多の西日本新聞である。いずれも実家が購読しているか、いたかである。西日本のパワーはかつては九州で独壇場であった。中央3紙の攻勢を受けて今は守勢に回っているようである。

権力を監視する役割がそのひとつの役割でもあるジャーナリズムを心を西日本は依然として失っていない。例えば、2000年当初の森内閣の「神の国」発言をめぐりNHK記者の指南書事件が勃発した。首相官邸の政治部記者たちは、いずれも同じようなことをやっているとの自覚があるのだろうか、握り潰しを図った。

これが表に出たのは、西日本新聞の記者がいたからである。古くは昭和40年不況で山一證券が経営危機に陥った。この時に日本銀行の特融が実施された。これをすっぱ抜いたのも西日本新聞である。

ジャーナリズムの真髄を覗けるということもあってチェックしているのである。そして、今回の原発事故に絡む電力会社の対応、特に九州電力のあり方について鋭い特集記事を連載していたことに気付いた。独占体質に胡坐をかくその存在に矢を放っている。これぞジャーナリズムである。

読んでいると私物化されている、目に余る経営がこれでもか、これでもかという具合に出てくる。こんなことで良いのか、だれが一体こうした腐敗企業を作ってきたのか。ジャーナリズムの追及する姿勢も甘かったのかもしれない。もっとも指弾されるのは九州電力であることはもちろんである。

原発関連では、東京新聞の報道が昨年の3月11日以来光っている。西日本はこれに続いている新聞かもしれない。
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by kogaj | 2012-08-05 06:49 | ジャーナリズム

日本は5位 NYTの五輪メダルランキング


c0018010_7152522.jpg起き抜けにBBC,NYタイムズなどのホームページをチェックするのが日課となっている。今朝は面白い現象を見つけた。ロンドン五輪で各国が獲得したメダルのランキングがこうしたメディアにも掲載されている。多くは金メダルの数を基本にランキングしている。だから、日本などは登場しない。

面白いことにNYTは、その国の獲得した総数をベースにランキングしている。だから日本(21)は、米国(43)、中国(42)、ロシア(23)、英国(21)に次ぐ5位にランキングしている。NYTも昨日まではこうではなかった。どうして変えたのだろうか。

金メダルの数で韓国は、既に9個を獲得している。国の勢いを感じるね。総数で多い日本は、国際社会での将来の生き方を案じているような気がしますな。

⇔産経新聞から
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by kogaj | 2012-08-04 07:09 | ジャーナリズム

マスコミ学会


マスコミ学会の話も忘れずにしておきましょう。今回の内容は、正直言って、あまり食い意地がはりませんでした。どちらかというと、取材が中心。地元紙の宮崎日日の幹部に話を聞きました。やっぱ、私が発表しないといかんかなあと反省している次第であります。自分がやらずに批判しても仕方がない面がありますね。

東日本大震災以後のジャーナリズムというシンポジウムがありました。大学の先生が何人か講演をされました。調査内容をただただ開陳されるだけ。あまり面白くなかったですね。調査された先生が大変苦労されて分析されたのでしょうが、私は残念ながらあまり面白くなかったです。

先生があまりにも早口のためか、何を言われているのかもほとんど分からず、昨年秋に大江健三郎さんの講演と同様なことを感じました。院生が実績つくりのために発表しているからつまらないのだ、と解説してくれる人もおりました。いずれにせよ、私がやらんとあかんなあと反省。後悔先に立たずですね。
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by kogaj | 2012-06-05 21:49 | ジャーナリズム

週末は、宮崎へ


c0018010_11433852.jpg週末に学会があり、宮崎に足を伸ばした。羽田から約2時間。宮崎に行くのはこれで何回目だろうか。小学校の頃に、宮崎市内の大淀小学校との間で学校同士の交流会があって、小学校の6年の時に訪問したのが初めて。青島や平和の塔などを観光した記憶がある。

当時は、食糧事情のあまりよくない頃で、コメを持参したなあ。宿泊したのは、橘旅館だった。私は下らんことをよく覚えており、中学の修学旅行で宿泊したのは、京都だと賀茂川旅館だった。今はどうなっていることか。健在だといいなあ。

初日の夜は、宮崎の友人らと市内で有名な「杉の子」という名前の料理屋で打ち上げをやった。相手の先生が県内でよく知られている方のようで、声をかけたところ宮崎県知事が顔を出された。知事は、私のテーブルをはさんだ向こう側に座られ約3時間、いろいろ議論した。

総務省出身の官僚の方で、例の東国原知事時代に総務部長をされており、知事に立候補されたら当選されたということである。
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by kogaj | 2012-06-04 10:53 | ジャーナリズム

マードック帝国


c0018010_21153654.jpg先週末が本学紀要の締切日だった。今回は、英マスコミで今、最大のテーマとなっているルパート・マードックの盗聴の話を書いた。ウェブサイトの発達で最近は、現地の情報が入手しやすい。向こうの新聞のサイトを読めばいいだけ。印刷に若干お金がかかるだけである。

3年前の転職で本学に移ってきて以来、半年ごとに出る紀要に毎回論文を寄稿している。その時々のテーマを書くことで頭の整理ができる。これはとても大きい。それに、これとは別の連載物を書くことで自分の業績ともなる。

今回は、マードック帝国の全容、なぜ盗聴にまで至ったのか、その手法、背景などをまとめた。400字詰めの原稿用紙で80枚強。毎回、その程度の分量である。紀要は、この9月に上梓される。サイトにもアップされるから、その時に皆さんが読めるようにします。
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by kogaj | 2012-05-27 08:19 | ジャーナリズム