今週、卒業式 古賀研究室


水戸・偕楽園にて
by kogaj
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

<   2012年 10月 ( 13 )   > この月の画像一覧


サンディー


c0018010_651595.jpg私が高校生の頃に、人気歌手でサンディー・アイさんがいた。NHKのラジオ番組でパーソナリティーをやっていて、話が軽妙でファンよろしく、よく聞いていた。当時、ポピュラー・ミュージック・コンテストという歌の競技会があって、そこでサンディーの歌う「グッバイ・モーニング」がグランプリを獲得した。今聞いてもいい歌だと思うね。

現在も歌手として活躍されているようだ。どちらかというとハワイアン。グラビアモデルでもあったのだが、それは今なお健在という書き込みがネット上にあった。本当かね。それはともかく、今米国東海岸をにぎわせているのがこのサンディー、ハリケーンである。

日本の台風と思えばいい。この種の大風は、地域によって呼び名が違う。インド洋では、サイクロンと呼んでいるのではないだろうか。この辺の記憶は極めて曖昧。最近、それに拍車がかかっているから始末が悪い。日本は数字で、あちらでは、アルファベットのABCで名前を付ける。

米軍占領下で日本を襲った台風は、ABCで名前がついている。ルース台風、キャスリン台風、キティー台風など。被害が大きかったルース台風は鹿児島では、特に有名。サンディーは、Sだから、日本風にいえば、台風20号くらいか。このハリケーンの襲来で、ニューヨークの都市機能がマヒしているという。朝のワイドショーなどは、その報道だらけだ。

日本では、台風が来ると最大風速××とにぎにぎしく報道する。だが、今回のサンディーでは、最大風速が出てこない。BBCのウェブサイトなどで調べると、最大風速は、74mph となっている。マイル表示をキロ表示に直すと、時速120キロ弱、分速2キロ。秒速だと33メートル。

日本の感覚で言えば大したことはない。だから、テレビの報道でも最大風速を伝えないのである。もっとも向こうは、台風襲来に備えて住宅などが立てられてないから風に脆弱なのである。被害は甚大なのかもしれない。33メートルだったら大したことはない、ではない。大騒ぎの背景には、これがある。

もっとも、日本のニュースには、大事なことを伝えないというのが、時たま、こういう風にあるから、疑ってかからなければならないね。
[PR]

by kogaj | 2012-10-30 06:47 | ジャーナリズム

「テレビ的教養:一億総博知化への系譜」(NTT出版)


c0018010_582623.jpg最近、巷に電通関係の本が目立つ。「洗脳広告代理店電通」もその一つ。内容はイマイチ。あまり力を入れた本ではない。「メディアの破壊者読売新聞」も目を通したが、これも新しいドッキリ型の話はなく、買って損した印象を持っている。

銭を出して買ったのだから、それなりの情報が盛り込まれていないと、読者は不満足だ。電通の本があふれ出したのは結構なことだと思っている。その果たしている役割は大きいのであるが、一般の電通に対する認識はそう大きくはない。

電通がプロパガンダまで手掛けているとは思わないが、それに近いものはやっているのではないだろうか。メディアの一番の泣き所を電通が支配しているのだから、なかなか実態を書きにくいところもあるのだあろう。

米国の広告代理店はさらに国際的なプロパガンダ活動を手掛けている。ボスニア戦争で果たした役割は、嘘を流したわけではないけれど、社会正義から見て正しかったどうかは疑問が残る。湾岸戦争でのクウェート政府の要請を受けて果たした役割は、クウェート人にとっては正しかったのだろうが、世界の視点から見るとまさにいかさまである。

日本の電通が果たしている役割は、企業の社会的責任に照らして正しいものだろうか。そんなことを考えてしまう一連の本である。東電の今回の不祥事にしろ、原発神話作りで大きな役割を果たしたとの判断は、大きくは間違っていないだろう。

京都大学の先生の書いた「テレビ的教養」(NTT出版)は結構面白かった。私もこんな本を書かなければ・・・。
[PR]

by kogaj | 2012-10-29 05:03 | 書評

督促OL修業日記


c0018010_6421085.jpg 週末は、学会に行く予定だったのが、急用が入ってそちらの方を優先、講演会などを聞けず、とても残念でありました。来年もあるし、そこで新しい展開もあるでしょう。

 今回、読んだのは文芸春秋社から出ているこれです。著者は、榎本まみさん、現役OLのようです。大学を卒業して晴れてクレジットカード会社に入社、華の営業回りになるんだろうなあ、と思っていたのが、そうは問屋は卸さなかった。ブラックともいえる、支払金滞納者に対するいわゆる債権回収業務、「お金を振り込んでください」とお願いする部門であった。

 その辺の悲喜こもごもをつづった本だ。抜群に面白い。軽いから方も凝らずに読める。2時間で読破した。この本が面白いのは、罵声を浴びながらも、電話一本で、支払いを拒否するクレジット利用者の気持ちを支払いに向けさせるテクニックが満載されており、ある意味で参考になる。

 地獄ともいえる顧客とのやり取りも面白い。この部門に回された社員は、仕事が辛くてほとんどやめていくそうだ。その中で生き残ったのがこの榎本さん。最後には頭角を現し、勝ち組となる。要は頭の切り替え、辛いと思える仕事を、どうやって楽しいと思えるように変えていくのか。これがポイントとなる。

星の数でいえば☆☆☆くらいか。ある経済誌の記事の中に面白いとの紹介があったので手に取ったのがきっかけ。あまり信用できない書評欄ではありませんでした。悪しからず。
[PR]

by kogaj | 2012-10-28 06:38 | 書評

動かすかね?


c0018010_885259.jpg石原慎太郎が都知事を放り投げた。何年か前の安倍首相を想起させるやり方だ。知事選で投票した有権者に対し何と言ってお詫びするのだろう。たぶん、そんなことはこれっぽっちも考えていないのだろう。

 読売新聞によると、4期目に入った知事は、都政にはほどんと興味を持たず、幹部がレクチャーしても「上の空」。辞任は時間の問題だったようである。4期目に入る前の選挙で、知事は、週3日程度しか、登庁していなかったことが明らかになった。石原慎太郎にとって都知事というのはその程度の重さなのだろう。

都政がうまく運べたのは、やはり作家猪瀬の力量だろう。後継候補は、彼しかいないし、上手くやれるのではないか。そんな気がする。

第3極として力を発揮できるのか。私は無理だと思う。80歳の石原を筆頭に、年寄りの集う「立ち上がれ日本」では、パワー不足。「立ち枯れ日本」になってしまう。橋下が人気あるのは若いということもあるのだろう。タカ派の石原と、ハト派的な橋下が連携できるかも微妙だね。
[PR]

by kogaj | 2012-10-27 08:05 | 政治

やっと一息

忙しい期間が過ぎました。やっとです。10月は例年、忙しいのです。前もって準備をしていても同様。いやしていないのかなあ。同じ頃の期限で締切がやってくる。一つが本学の紀要に掲載用の論文。昨日、提出してきた。400字詰めで90枚くらい書いたか。

もうひとつは、政府の科学研究費への応募。これも結構、大量に書かななければならない。研究資金も絡むから、会計的なセンスも必要である。あとは、後期のスタートだから、講義の準備もしなければならない。学生は変わっても、世の中は動いているから当然、内容は手直しする必要がある。

例年同じ内容の講義をする学生もいるようだ。だが、それでは、学生が育たないであろう。
[PR]

by kogaj | 2012-10-26 06:24 | 大学

立教大学

c0018010_719377.jpg
週末、立教大学に行ってきた。茨城大学と立教大学共催の講演会である。私のゼミから2人が参加してくれた。元日本テレビの編集者が福島原発の事故に関連して高レベル廃棄物の問題をリポートしていた。

原発は、今から40年前の私が学生時代から「トイレのないマンション」と言われ、使用済み核燃料から出る高レベル廃物の処理が問題になっているが、それを現段階で確認した内容で驚くような目新しいものではない。だが、これまで関心の薄かった学生にとっては、新しい情報として記憶されたものだと思う。

会場は立教大学池袋キャンパスの中の11号館、新しいビルだった。数年前に非常勤講師をやっていたので、記憶のあるビル。当時、私の授業は、古い校舎でやっていたので、入ったのは初めてである。とてもきれいな内装、機器も新しく映写された画像も鮮明でよく見える。先生も学生もやる気が出るだろう、と感じた。

講演会の脚本があって、台本通りにスムーズに議事進行はなされた。講演者がうろたえるようなドッキリ質問を期待していたのだが、それは礼儀正しい学生、意図的に避けたのかもしれない。記者出身の私としては、やや残念。

1か月ほど前に、立教大学の学生が水戸を訪問し、茨城大で発表会のコンペと懇談会があった。この時の写真を、先生に送ったが、立大の学生には届いていないことが判明。学生からの要請もあり、送ることにした。今回は、この写真を添付しよう。
[PR]

by kogaj | 2012-10-22 07:15 | 大学

ゼミの同窓会


c0018010_6445725.jpg35年前に卒業した大学の遠藤湘吉ゼミの同窓会があった。私が一番若いというから皆さんどんな会合になったかは、ある程度想像できるでしょう。健康論議、孫の話などは、お年寄り特有の話題です。それが飛び交ってました。マラソンに150回出場したと自慢する方もおられました。80代にもかかわらず、確かに、とてもお元気でした。

当時公害問題が争点となっており、これを含めた都市問題を扱う遠藤ゼミは、私が在籍中に亡くなられた。その命日をちなんで毎回、この10月19日に開かれる。豪快な先生だったが、病魔には勝てなかった。無念だったことだろう。

会合は、上野の池之端のお堀端に立つ中華料理で開催。ゼミ出身者が経営するお店で格安で提供してくれる。味は結構よい。紹興酒の好きな私も、これをたらふく飲んで楽しかった。多くの先輩は、既に仕事を引退されて、悠々自適の生活を送っておられる。とても参考になる話がたくさんありました。流石に遠藤ゼミです。

終了後先輩と4人で近くの喫茶店へ。3人の先輩とは、いずれも40年ぶりの再会でありました。いずれも金融機関に就職され、今は、系列の会社で仕事をされている。いろんな話に花が咲いた。いつまでたってもあの頃の記憶は変わらない。先日は小学校でしたが、同窓会はいつまで経ってもいいもんですね。
[PR]

by kogaj | 2012-10-20 06:38 | 友人

同窓会

c0018010_6524661.jpg

先日、週末を利用して田舎に帰ってきた。介護施設に入っている母の見舞いがメインなのだが、小学校の時の同級生が集まってくれた。そこで即席の同窓会。とても楽しかった。同性だけの高校や大学の同窓会とはやはり趣が違う。3つ子の魂、100まで、という諺があるが、歳をとっても、人間余り変わらないものであることを実感した。

今年で80代の後半の母親は、1年前から介護施設に入っている。食事や洗濯などのほか、日常の面倒も見てくれる施設で、健常者とほとんど変わらない生活を送れるし、生活にリズムが出てくるのだろう。一人で生活してた時は、食事も余りとらなかったこともあるのだろうか。この施設は、1日3度の食事とおやつの時間などもあるため、やせ細っていた1年前に比べてかなり元気になった感じ。

あと10年は確実な感じ。100歳まで手が届きそうといっても過言ではない。長生きしてもらうのは大変結構なことなのだが、記憶の方が定かでない。同じ年代のお年寄り並みになっている。同じ話を、あるインターバルでエンドレステープのように繰り返ししゃべる。ハイハイと答えればよいだけなので、当方は別に苦痛ではないのだが、自分もあと20年もするとこんな感じになるのかなと思うと感慨深いものがある。

さて、同窓会。玄関口のJRの駅前のすし屋で挙行。なかなか素敵な感じ。銀座や六本木にもありそうな内装だ。否、今日本全国同じかもしれない。水戸にだってありそうなところだ。ITの時代だもんね。集結したのは9人。医師会の理事会があると言って9時過ぎ駆けつけてくれた地元のマスコミでも超有名人のお医者さんも。

皆、昭和20年代後半に生まれたとは思えないほどの若さ。セレブに一段と磨きの掛かったIさん。少女のようなIさん(期せずして同じイニシャル)、Tシャツ姿でも十分の貫録のK氏、ただの酔っぱらいの私。2軒目に行ったら知事がいて、日本の国政について議論、知事に国政に出たらどうかと水向けたら・・・・・・・・。

答えは・・・・。そこはさすがの酔っぱらいの私、覚えてない。議論するうちに、この前は、隣の県の知事と飲んだことを思い出した。楽しい友人らと夜は、このようにして更けていきました。
[PR]

by kogaj | 2012-10-19 04:45 | 友人

提灯記事

提灯記事というのがマスコミにある。相手からの要請、あるいは意向を測たんし、相手の言い分をそのまま記事にすることを言う。政治経済関係の記事が多い印象を持っている。企業にお世話になっている日本経済新聞にもこの種の記事は少なくない。

その代表例が今回の森口氏の記事だろう。「世界一の実験」「世界で初めての・・・」の活字が一面に踊る。多くは森口氏から連絡があり、それに応じて記者が取材、記事が出ないと矢のように催促があるという。なぜか、読売新聞、日経新聞が多いような印象である。

記者時代に企業から声がかかり、記事を書いてくれとお願いされたことがある。取材に行って話を聞くと、大した話ではない。当方は、ボツにしたが、翌日の他の新聞を見たら記事が大きく掲載されていて驚いたことがある。提灯記事である。

記事の正確性を期するため時間をかけて確認作業をすれば騙されるという事態は防げるのだが、スピードが要求されるので、そうも時間はかけられない。そうなると、相手側に踊らされる。向こうの思い通りになるわけだ。知恵者のいる会社は、大ニュースが勃発した時に、不祥事の発表をする。記事は小さく扱われるからだ。
[PR]

by kogaj | 2012-10-14 12:32 | ジャーナリズム

大誤報


c0018010_7372257.jpg今朝の朝刊を見て驚いた。久しぶりの大誤報である。モノは、ノーベル賞を受賞した山中教授で有名になったIPS細胞に関連し、世界初の臨床実験に森口氏が成功したとした報道。これについて共同通信が「事実無根と認めた」、読売新聞が「調査中」としているという。

朝日新聞では、森口氏の過去の行状を社会面で縷々書いている。どうも確信犯のようである。論文に名前を乗せられた共同研究者がいずれも研究を否定している。肩書も当局に確認すると違っている。大ぼらを吹きすぎている。それを確認せずにそのまま掲載したメディア側にも問題があるのは明らかだ、

6畳一間の家に長年住んでいるようだ。大家さんには、「東大教授になった」と話したとか。だが、肝心の東大側では、それを確認できない。今回、西部本社で懲戒免職の記者を出したばかりの読売新聞がまた、誤報を発したようだ。2年前にも森口氏が成功との記事を掲載したようだ。

私の30年間の記者生活を振り返ってみると、何度か、同様なことがあった。取材はしたが、いずれも相手に不審なものを感じ、記事にはしなかった。全国紙では、記事になっていたので、いい加減なもんだと思ったことが記憶に残っている。編集局長などの進退問題になるかどうか。見ものである。
[PR]

by kogaj | 2012-10-13 07:21 | ジャーナリズム