2010年 02月 25日
豊田章男
今から10数年前に財界会社として当時の経団連会長の豊田章一郎に1年間、密着して取材することがあった。章男の親父である。親父を知っている私からすると、親父を数倍超えるような経営者に育ったなあという感を禁じ得ない。
仮に章一郎が社長でこんなことがあったら章一郎は、こんな対応ができただろうか。否、できなかっただろう。ただし、石橋をたたいて渡るような根っからのエンジニア章一郎であったら、このようなことも起きなかったからもしれない。
時代が経営者を鍛えるのか。新聞記者は、修羅場を踏んで大きくなる。経営者もそうなのだろうか。