ハワイの思い出 ウニの棘:宍戸

実は、先日までハワイ島7泊9日の旅に出かけていたのです。“ハワイなら、日本語が通じるはず”。そんな考えもむなしく、自分の英語力不足を痛感して帰ってきました。しかし、楽しくなかったわけではありません!地学好きの私にとって、ハワイ島の大自然はたまりませんでした。

ハワイ島には、火山が5つあります。そのうちの1つ“マウナケア”の山頂でサンセットを眺めた後、星の観測をしてきました。
マウナケアは、高さが4205mあります。富士山より高いです。空気も薄いです。山頂から見えるのは向かいの山“マウナロア”のてっぺんと、雲、雲、雲~!!目の前に広がる雲を見て、こういうものを雲海というんだなぁとしみじみ思いました。海に沈む夕陽もいいですが、雲に沈む夕陽も素敵です。
日が沈んで辺りが暗くなると、空には満点の星が。天の川がうっすらと白く浮かび上がり、幻想的でした。星座には詳しくなく、自分で見つけられたのは蠍座のみでした・・。
そして、ハワイといえば海です。ハワイ島の最南端サウスポイントで、ある岩を見つけました。ぷつぷつと穴がたくさんあいています。キラウェアの溶岩が、海で冷え固まったものだと思います。
見た瞬間、赤々とした溶岩がジュワーっとすさまじい音を立てて海水に浸かる様子を想像してしまいました。岩にもストーリーがあると思うと、感慨深いものがあります。
岩と岩の合間には、かわいい熱帯魚たちが優雅に泳いでいました。その姿に見とれていると、ウニに足を刺されてしまいました。正確にいうと、私がウニを踏んづけたのですが。。
未だにウニのとげが足の指には残っており、痛むたびにハワイを思い出すのでした。

by kogaj | 2010-09-26 12:53 | ゼミ生