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過酷な冬のサンダル生活 川代


過酷な冬のサンダル生活 川代_c0018010_17361369.jpgもう、12月。あっという間に師走です。クリスマスの音楽が流れてきたり門松が店頭に並び始めたりと、年末年始はいつの年も変わらず皆忙しげです。11月のうちは「まだ12月があるからもう少し年明けまでは遠いだろう」なんて考えていても、12月に入ると急に次の年が眼の前に現れ、少し焦ってしまいます。そんなことが毎年毎年デジャヴするのです。

もう日も短くなって、空気も肌を刺すように冷たくなり、空も幾分澄んで見えます。冬ですね。街ゆく人々も、大学生たちも、冬の装いで温かそうに着こんでいます。

そんな中、私はまだサンダルです。そして薄着です。サンダルは去年の夏ごろからずっと履いていて、ひと冬を過ごした経験もあります。冬のサンダルは、皆さんが思う以上に過酷なものであり、苦痛でした。

ではなぜ、そんなに寒い中私はサンダルを履いているのでしょうか。実のところそれほど大した理由はなく、ただ我が家に靴がないことと、ギリギリ耐えられないこともない程度の寒さだということの二つ、それだけです。これがカッコいいとか、そういう次元ではなく、「別に辞める理由もないから」というぐらいのものです。

冬はなかなかに厳しいのですが、このサンダル履きを通して得られたものがあります。「冷え症の克服」と「靴下の温かみを知ることができる」。もちろん科学的な根拠は全くありませんが、真冬に冷え切った足の指先も、家に帰ればすぐに温まります。それも靴下一枚で。以前までの冷え症の私からは考えもつかないことでしたが、今では冷え知らずの身体です。

と、色々書きましたが今年の冬は何か履こうと思っています。耐えられるギリギリの寒さを我慢する必要性とはなんだろう、と考えたときに「別に我慢する理由もない」という事に(いまさら)気付いてしまったからです。

ですので、とりあえず何か靴を買おうと思っております。今年の冬は、暖かそうです。
by kogaj | 2010-12-08 17:36

加齢で難聴になった高齢者が手話に挑戦する日々をリポートします

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