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震災関連本が目白押し


震災関連本が目白押し_c0018010_6265317.jpg当然と言えば、当然なのだろうが、今、書店で今回の震災関連の本が売れているようだ。津波や原子力発電所関連などがそれである。新聞の広告にも、20-30年前に出版された本がやけに目立つ。

その筆頭が、吉村昭の「三陸海岸大津波」のようである。高さ40~50メートルの波が三陸海岸を襲うようなストーリーだとか。警告の書ともいえようか。

続くのが原発関連。「人形峠ウラン鉱害裁判」「原発症候群」「原子力神話の崩壊」など。私が大阪の社会部にいた頃の本だから、相当前の本だ。出版社も良く在庫を持っていたものだと感心する。

「日本の液状化履歴マップ」も震災関連だろう。埋立地では、地下の砂が噴出し、結構大変なようだ。浦安市とかがそのようだ。参考になる本だろう。

雑誌の最新号も震災に絞っている。「My partner」なる本は、「自宅で電気を作る」が特集記事のトップ、週明けに発売される文芸春秋、中央公論もそんな感じ。朝日新聞系のアエラが「東電解体の極秘計画」とオドロオドロシイ。

ここまで広範囲に影響を及ぼす事故を起こしたのだから、仮に解体されるにしても極秘ではないだろうが。仮にJALのように国有化となった場合に心配されるのが、効率性が一気にダウンするのが一番の懸念だ。

戦前は、電力会社は、国営で日本発電だった。非効率極まりない組織だったようだ。ツケが回ってくのは、高い電気を買わせられる我々だからとんでもないことである。
by kogaj | 2011-04-10 06:20 | 書評

加齢で難聴になった高齢者が手話に挑戦する日々をリポートします

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