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ベートーベン第9交響曲


チケットがあるというお誘い。物見遊山の気分で都内のシンフォニーホールの音楽会に出かけた。先日にも出かけたので、今年はこれで2回目。見納めならぬ、聞き納めである。流石に第九、ホールは人でいっぱい。指揮者はロシア系の名前だな。

第4楽章が、中学校の教科書に「喜びの歌」でも掲載されていたこの曲は、一般にもよく知られている。第1章から合わせると、全部で74分。結構長い。皆さんがご存知のように合唱付き。オーケストラが総勢100人程度、合唱団がやはり100人。オペラ歌手かと見まがうようなキラキラした姿の4人もみえる。

2階の最前列の最高の席。全体がよく見える。オペラグラスを友人が持参したので、それで指揮者などをみる。第4楽章に入り、合唱が入りだすとやはり凄い。揺さぶるような歌声がホールを埋め尽くす。楽器の全開でありったけのパワーを吐き出す。新年を迎えるにふさわしい歓喜の歌である。

この曲の合唱の部分の歌詞がシラーの詩から取ったとは知らなんだ。耳の不自由なベートーベンがこの壮大な曲を生み出したというのも凄い。人間、努力すれば、障害を乗り越えて可能なんだなあと痛感する。

終了後は駅近くで祝勝会。今年もあと2週間程度となりました。最後に友人よ、ありがとう!!!
by kogaj | 2011-12-19 07:35 | 友人

加齢で難聴になった高齢者が手話に挑戦する日々をリポートします

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