2012年 02月 04日
独裁者の妻たち
授業の予定があると、その前準備をやらんとならん。講義が済んだのでその必要がなくなったのである。購入後に目を通していなかった、あるいは読みかけの本を読んでいる。23の嘘は、結構面白かった。俗説についてケンブリッジ大学の教授が、なで切りしているのである。
たとえば、「努力すれば誰でも成功できる」「経済を発展させるには小さな政府がよい」「教育こそ繁栄のカギ」などに対し経済学や数字を基に丁寧に反論している。説得力があるのだから面白い。
「独裁者の妻」は、友人の記者が書評欄でほめていた。面白そうなので読んでいる。南米ペロン大統領の妻であるエビータのほか、スターリン、ムッソーニー、毛沢東などの妻についえ論評している。なかなか面白い。
実は、これと並行して紀要用の資料となる論文も読んでいる。これは原書だから辞書を引き引きでとてもペースが遅い。だけれどやらんとならん。