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独裁者の妻たち

「ザ・ラストバンカー」(講談社)を読破し、その次の「世界経済を破たんさせる23の嘘」(徳間書店)も読み終え、今度は、「FBI美術捜査官」(柏書房)を読み始めている。本を急に読み始めた印象を持つだろうが、これは時間ができたためである。

授業の予定があると、その前準備をやらんとならん。講義が済んだのでその必要がなくなったのである。購入後に目を通していなかった、あるいは読みかけの本を読んでいる。23の嘘は、結構面白かった。俗説についてケンブリッジ大学の教授が、なで切りしているのである。

たとえば、「努力すれば誰でも成功できる」「経済を発展させるには小さな政府がよい」「教育こそ繁栄のカギ」などに対し経済学や数字を基に丁寧に反論している。説得力があるのだから面白い。

「独裁者の妻」は、友人の記者が書評欄でほめていた。面白そうなので読んでいる。南米ペロン大統領の妻であるエビータのほか、スターリン、ムッソーニー、毛沢東などの妻についえ論評している。なかなか面白い。

実は、これと並行して紀要用の資料となる論文も読んでいる。これは原書だから辞書を引き引きでとてもペースが遅い。だけれどやらんとならん。
by kogaj | 2012-02-04 20:43 | 書評

加齢で難聴になった高齢者が手話に挑戦する日々をリポートします

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