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百聞は一見にしかず

Seeing is believing. 日本語では、「百聞は一見にしかず」という訳を当てはめる。これは、ああだろう、こうだろうと事前にいろいろ予想しても、案外あたっていないもの。実際に経験してみないと分からない、という意味もある。


百聞は一見にしかず_c0018010_8212928.jpg例えば、外国のある都市を訪れることが決まり、事前にいろいろ想像してみる。だが、実際に訪れてみると違うことがあったりする。その時、この言葉を使ったりする。昨夜も同じような経験だった。1年米国の大学に留学してきた学生に時間をもらって1年の体験を聞かせていただいた。こちらの予想とは、やっぱ違うねえ。

1年で分かるかどうかも議論の分かれるところである。だが、ここでは、それは良しとしよう。当方は、大学の教員でもあり、他の国の大学では、どんなやり方で運営されているのか、ということに興味がある。授業の実際も知りたい。

ハーバード大のサンデールさんの授業がNHKなどで放映されて、話題になっている。あのやり方が一般的かというとそうでもないようだ。教科書を指定し、それを読んできたことを前提に講義する。学生もいろんな質問を投げかけるようだ。それで授業は結構盛り上がるとか。

ゼミや語学の授業は別だが、日本の学生に事前に教科書を読んでおくことを期待できるのかどうか、といえばそれは疑問点がつくね。他にもいろいろあった。
by kogaj | 2012-07-21 08:18 | 大学

加齢で難聴になった高齢者が手話に挑戦する日々をリポートします

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