『そば打ち一代』(上野敏彦著、平凡社、1700円)-宮崎訪問⑥

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今回の宮崎訪問では、ジャーナリズトの重鎮から本をどっさりいただいた。そのうちの1冊がこの『そばうち一代』である。著者は、共同通信社の宮崎支局長を務める上野敏彦氏である。宮崎支局長は、2度目で、前回の東国原知事(そのまんま東)時代に務め、その時は、知事の行政に対する手厳しい著作をものにされた方である。

この作品は、東京本社の編集委員時代に書き上げた労作である。とにかく、大変なグルメで、ウィークデー、土日もかかわらず、山登りで鍛えた健脚を駆使し、路地裏を歩き回り、凄い味の隠れた店を探す能力にかけては天才的な嗅覚をもっている。その上野氏のまな板にのったのが、浅草の蕎麦屋の大黒屋である。

知る人ぞ知る蕎麦屋の名店のようである。読んでいるうちに私もこちらへ足を延ばしたくなった。私の好みは、東京・森下町にある「京金」という蕎麦屋である。ここの蕎麦も抜群に美味い。富山の銘酒黒龍をいただきながら、みそを焼いた肴などと一緒にいただく。大黒屋も同じようなメニウのようだ。

興味深いのは、大黒屋のそばには、わさびが出ないことである。それでもなかなかの味を楽しめるようだ。その秘密は何だろう。それは四でのお楽しみ。近日中に訪問する予定である。



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by kogaj | 2018-03-31 09:16 | 書評