カテゴリ:国際( 59 )

どうなる世界経済

シュトルム・ウント・ドランク。疾風怒濤の時代。昨日の荒れ模様の天気、竜巻はそれを予感させるものがあった。仏大統領選挙で、反緊縮派のオランド氏が当選確実となった。サルコジは、既に敗北を認め、オランドにエールを送ったようだ。これでメルコジといわれた独仏枢軸が崩壊することになれば欧州は手痛い打撃だ。


オランドは、支持者を前に演説し、緊縮が大事なのではなくて、欧州の雇用増大と景気拡大が重要なのだという趣旨の演説をしたようだ。市場がパニックに陥るのを見越して先手を打った発言といえる。これで市場が安心するかといえばそうでもないだろう。並行して行われたギリシャ総選挙も気になる。現与党が過半数を占めそうだが、予断を許さない。

格差がサルコジ時代に拡大したことに対する批判票の多かったことがサルコジ敗北の原因だとか。それにしても、オランドの経歴を見ると、国立行政学院(ENA)の出身と書いてある。いわゆるフランスのエリートの卒業する組織である。政権が代わってもENA同士でキャッチボールをしている感がある。

3年前の日本の政権交代と似ているなあ。スペインなどの総選挙でも既にこれまでの政権にノーのサインを有権者は突きつけている。日本も今、総選挙があれば、民主党政権に批判票が続出、過半数は獲得できまい。もっとも、自民党にも票は集まらない。では、どうなるのか。
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by kogaj | 2012-05-07 06:32 | 国際

オランドが一歩リード、仏大統領選


c0018010_7342323.jpg腹痛の話をこのページにアップしたら友人からアドバイスをいただいた。ありがたい限りである。その腹痛も少しづつ改善している。お粥などの胃腸に優しい食事をしているのが奏功していることもあるのだろう。もっとも、改善しなければ、連休明けに病院に行くだけである。

起き抜けに、英ガーディアン紙のウエブサイトを覗いたら仏大統領選の話題が掲載されていた。昨日、テレビ討論があったようだ。その席で、リビアの故カダフィから巨額の献金を受けていた疑惑が発覚し厳しい立場の現大統領のサルコジが意外に健闘したようだ。

終了後のパリマッチによる世論調査では、オランド52%に対しサルコジ48%。これが本日の第2回目の投票では、どうでるかである。オランドが選ばれれば、欧州経済に黄色の信号がともるだろう。為替や株式市場などで動揺は避けられない。フランスの第二のギリシャ化が懸念されている。

では、サルコジでよいのかというと、極右に秋波を送るなどやや危ない印象がある。オランドが今の緊縮政策を続けるなどの現実的な経済政策をとるのであれば、こちらの方が好ましいと思うのだが、果たしてどうか。フランス国民は、口ではカッコ良く、左翼的な発言をするが、財布となると保守的というからね。

海峡を挟んだ海の向こうの英国では、マードックの盗聴問題が1年前から問題となっている。最近、キャメロン首相そして閣僚の一部がマードックに対するやや過度とも思える擦り寄りが発覚した。英メディアの40%を押さえている。日本でいえば、朝日と読売を合わせた力を持っている。

記事で好意的に扱ってもらいたいのだろうか。風当たりはもちろん厳しい。天気晴朗なれど波高し、である。
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by kogaj | 2012-05-06 07:27 | 国際

シングリッシュ

シンガポールは、英語、中国語が公用語である。滞在中、久しぶりに英語で話をする機会があった。仕事では、当然、英語で取材をしていたのであるが。そこで困ったのが現地の英語である。仕事柄、キレイな発音の英語を聴く機会が多いから、その限りでは、ある程度は聞き取れる。

だが、シンガポールの英語は若干違うのである。そもそも人口の多くが中国系、中国語もしゃべれる人が多い。だから、英語が中国語化しているのである。

いちばん驚いたのが、「カパ」である。シンガポールのいちばんの弱点として、自動車の値段が異様に高いという文脈の中で、カパカパというのである。なんだろうと思って現地の日本人に聞いたら、「car park」のことだという。駐車場のことだ。

シンガポールで200万円程度のカローラを買うと600万円ほどに跳ね上がるという。実に3倍だ。関税などもあるのだろうが、一番は、駐車場の権利の確保、これが結構するのだそうだ。狭い国土だから土地の値段が高いということである。
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by kogaj | 2012-04-29 12:04 | 国際

シンガポール


c0018010_18255376.jpgシンガポールに来ている。天気予報で連日雨だというから傘を持ってきたら、何と、晴れ続き。幸運だなと思っていたらそうでもないようだ。このわけはあとで書きましょう。最高気温が31度となっている。確かに、日本の夏の感じだ。帰国すれば、間もなく日本もこうなるのだろう。

歩いているのは、多くが黄色人種。中国人が多いはずなのであるが、日本人のようにも思える。きちんとした服装をしているし、顔の表情もきりりと引き締まっているからだろう。インド人と思われる彫りの深く、肌が浅黒い人もぽつぽついる。

驚くのは、緑の多いことだろう。国家的な政策の下で植樹が行われているということか。気持ちがとてもいいし、温暖化はもちろん、最高気温の引き下げに大いに貢献していることだろう。この努力は、日本も見習うべきだ。
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by kogaj | 2012-04-25 18:10 | 国際

知的所有権と中国


c0018010_928467.jpg知的所有権は国際貿易の中でこれからますます大きな問題となるのは間違いない。先日、新聞を読んでいたら、私の郷里の鹿児島の焼酎で銘酒とされている「森伊蔵」「村尾」などの有名銘柄の名前が中国で既に商標登録されているという記事が目に止まった。

この種の問題は、数年前から顕在化していることである。本田技研が国内で販売している製品の名前が既に既に商品登録されており、中国での販売のために商標を購入せざるを得なかったという記事を読んだことがある。コシヒカリなども中国では登録されているようだ。

先手を打って、ほかの国で既に名声を確立しているブランドを登録することで、それを先進国の買わせて利益を得るというビジネスモデルが中国では、確立しているようである。この背景には、商標取り消しの裁判を中国で提起しても中国側に有利な判決が出ることがある。

どうすればよいのだろうか。やはり、WTOなどの国際機関で提訴し、中国での著作権登録の基準を国際標準にまで引き上げることであろう。品質に優れた日本名をブランドとして、販売増を期待するやり方は、日本の過去のビジネスモデルである。当初、東京通信工業という名称だった会社名をソニーにしたのもそれに入るだろう。

だが、ソニーは自力で世界に打って出て、名声を獲得した。やはりそうでなければならないだろう。
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by kogaj | 2012-04-21 08:00 | 国際

そんなもんかなあ


テレビをみていたら中小企業の人事の話をやっていた。インドでのビジネスを広げようとして社内で人材を募ったら手を挙げる人はゼロだったという。仕方がないので、国籍を問わずに広く新規採用で人材を募ったら、中国人、韓国人などから大勢応募があった。

その中小企業は、現在、勤める社員のマインドが内向きなだけで、外にも目が向いた人材を従来、採用してこなかったというだけなのだろうが、チャレンジ精神が旺盛とは決して言えないこのゆゆしき事態。このままでは、この会社の将来はバラ色とは言えないだろう。

ただし、社長の発案で新たに人材を募集し、それに応じる人材が大勢いたということは、大きな成果であるといえるだろう。この会社にとっては歴史的転換点といえる。成長の新たな兆しが生まれたといえる。事実、インドビジネスが少しづつだが拡大しているようだ。

企業とはこうして変わっていくのだろう。翻って、私が専門のマスコミの世界はどうか。旧態依然とした体制に拘泥している。このままでは、奈落の底に落ちていくのは間違いない。そして日本も同じだ。チャレンジする若者は大勢いるはずである。日本の将来のため若者の奮起を望みたい。本学の学生にも対し。
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by kogaj | 2012-03-28 09:47 | 国際

もう満杯?

知り合いが正月の海外旅行の予約を入れたという。なんと、70人の枠がすでに埋まり、50数人のウェイチングがいるようだ。まだ、3か月あるというのに凄いね。大人気。毎朝届く新聞を開くと、旅行の広告がこれでもか、これでもかとあらわれてくる。

退職金をたっぷりもらった団塊の世代が行くのであろう。円高もあって旅行業界はウハウハだろうなあ。
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by kogaj | 2011-09-17 23:45 | 国際

チャーチルの家


c0018010_22451692.jpg 先日の英国滞在では、第二次世界大戦の英雄ウィンストン・チャーチルの家に行ってきた。初めての訪問であった。広大な屋敷だった。世界遺産に指定されているのかもしれない。まさに、宮殿、天井が高くて石造り。冬はとても寒かっただろうに。

邸宅の庭には広大な湖もあった。こんなところに住めば、ものの考え方も違ってくるのだろうな。興味深いことに、チャーチルのお手製のカードのコレクションがあった。政治家だからいろんな人にこんなカードをかいたのだろう。今まで知らなかったチャーチルの知られざる世界を垣間見たような気がしたな。

なかなか上手だったぜ。
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by kogaj | 2011-06-05 22:41 | 国際

11年ぶりのロンドン


連休にはロンドンに行ってきました。11年ぶりです。世界貿易センターにアルカイダ操縦の航空機が激突した9.11の半年前以来です。9・11後の半年後にも行く機会があったのですが、あのときは物騒だったので止めました。今から振り返れば行っておけばよかったなと。

去年の連休は、中国・敦煌への旅行でした。あれはよかったなあ。今年は、ロンドン、レンタカーも借りて田舎を散策してきました。ナビ付きのやつを借りたのですが、やたらに高かった。あちらでは、日本ほどナビを使わないようです。だから高いのでしょうな。次回行く時はもっと考えていきましょう。

訪問日は、例の王子とケイトミドルトンの結婚式。終了後数時間後でした。空港からの地下鉄ピカデリーラインはお祭り気分。若い男女のグループがシャンパン(スパークリングワイン)を回し飲みしてました。うち一人の女性は、紙でこさえた王冠をかぶってはしゃいでおりましたなあ。英国らしい。
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by kogaj | 2011-05-30 09:28 | 国際

どうなる日本

私の知り合いの留学生で今、本国に帰っている学生からメイルをもらった。休学を考えているという。東京電力の福島原発の事故で、留学生はあわてて帰ったような印象をもっている。

あわてるのは、当然かもしれない。25年前にウクライナのチェルノブイリで原発事故があった。仮にあの近くに大学があったとする。留学が決まっているとして、行くだろうか。躊躇するのは間違いない。

本学が原発のサイトから100キロ離れていると説明しても説得力はあまりないだろう。遠隔地から見れば、放射能の国であるのは間違いない。1945年8月に広島と長崎に原子爆弾が落ちた。直後は、100年は、「草木も生えない」との流言飛語が飛び交ったと聞いたことがある。

チェルノブイリの事故だって、事後直後は万単位の死亡観測が出た。最終的には終息したのだが。直後は、大仰に考える人は少なくない。あとから振り返れば、大騒ぎをしすぎたと反省ばかりが残ることになる。

大事なのは、早急に放射能の外部への放出を止めさせることである。それから少しずつ、廃炉に向けれ動くということになるのだろう。
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by kogaj | 2011-03-30 13:25 | 国際