カテゴリ:ジャーナリズム( 74 )

フェイクニュース

最近のメディア界の最大のテーマはフェイクニュースである。このためのファクトチェックが大事なツールとなっている。デマや嘘っぱちが多すぎるのである。

現在私が読んでいるのは、朝毎読、日経、産経、東京、ジャパンタイムズ、WSJ。これ以外は、海外だと、ホームページになるがNYT、BBC、CNNは、ほとんど毎日見ている。WSJ、BBC、CNNは日本語版もある。こちらは使いやすいが、やはり英語版の方がニュースが早い。これでだチェックすると、フェイクニュースは、自然と分かる。

少し前だが、A紙の寄稿による話題の記事に、店舗での支払いでスウェーデンでは、最近電子化が一気に進んでいるという記述があった。これは、世界中どこもそうだから、間違っていないと思う。特に中国が凄いとの話をよく聞く。スマホの決済が一般的だとか。「早く移行を」という趣旨なのだろうが、私は反対である。クレジットカードは良く使いが、犯罪に巻き込まれたことがあるからだ。

スマホでも同じような気がする。中国のスマホ決済のソフトは、日本の会社によるものらしい。A紙の記事には、スウェーデンの話として、「現金での支払いは拒否される」というくだりがあった。私はこれはフェイクニュースではないかと思っている。「おつりがないので申し訳ない」と断られた程度の話を、針小棒大に書いたのではないか。おつりがない、というのは日本でも少なくないし、私も国内で、そうした経験はある。

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by kogaj | 2018-04-16 08:29 | ジャーナリズム

夜は懇親会-宮崎訪問④

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宮崎訪問の第4弾です。宮崎日日幹部に取材した夕刻は、編集局やメディア局の幹部らと懇親会。鹿児島では、「のん方」という。宮崎らしく、鶏の焼いた料理が沢山出てきた。パリパリしてとても美味しい。私は、ビールを2杯飲んでから焼酎のお湯割り。

芸名、そのまんま東、以前の東国原知事が「きっくいやんせ(来て頂戴の意味)」と宣伝していた宮崎名物の鶏南蛮があったかどうかの記憶はない。共同通信社の宮崎支局長や西日本新聞宮崎支局の幹部にも合流していただき、とても楽しい会合となった。

私は、宮崎日日の編集方針などについてさらに詳しく聞く積もりだったが、お酒が進んで、話題がフェイクニュースなど別の方へ飛んでしまった。残念。いずれにしろ、幹部が気のいい人たちだらけと判明、いいお酒であった。

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by kogaj | 2018-03-29 07:59 | ジャーナリズム

森友文書の改ざん

新聞紙面やテレビ局のニュース番組では、毎日、この問題で報道で大きなスペースや時間を裂いている。ジャーナリズムを専門とする教員としては、ブログでこの問題に触れないわけにはいかないだろう。

先週の週刊現代のトップ記事の見出しは、「朝日新聞と安倍政権とどちらが死ぬ-ウソをついているのはどちら」だった。まさに、今、その段階に来ている。財務省が書き換え前の文書を提出したので、週刊現代風にいうと朝日新聞の負けはない。安倍政権が総辞職する確率の方が高いだろう。新聞の政治面には、その種の記事は、未だ、出ていないが、自民党は、既にポスト安倍に向けた動きが始まっているのだろう。

最も糾弾されるべきは、昨年2月からの国会の答弁で、政権が、ウソで塗り固めた答弁を続けていたことである。60数年生きてきたが、これほどまで主権者である国民をバカし、舐めきった政権はないのではないか。先般、役人らと飯を食う機会があった。その席で、異口同音に「上からの指示がなれば書き換えなどやらない」、「公務員とはそういうもの」と語っていた。

27日に佐川前国税庁長官が証人喚問に応じる。ロッキード事件を含めて証人喚問で、事態が打開に向けて動いたという過去はないようだ。むしろ、疑惑は深まったことが多いようである。政権交代があれば、前政権が何を隠し、ウソをついているのかが簡単に分かる。沖縄返還に絡んで発生した西山事件がそうだった。後に首相に上り詰めた外相が国会答弁で「天地神明にかけて、そんなことはありません」と否定した。だが、それがウソだったことは、既に明らかになっている。

我々主権者が、民主主義をどう考えているのかが問われていると言っていいだろう。



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by kogaj | 2018-03-22 10:49 | ジャーナリズム
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2日目から編集局の幹部らと面談した。最近の紙面の取り組みやネット戦略が中心である。興味深いのは、今年の元旦からLGBTの特集をスタートさせていることである。既に3か月続いている。

ゲイ、レスビアン、同性愛などの問題を扱うLGBTについては読者の一部に嫌悪感を示す人もいるだろうし、地方紙としては、かなり先進的な部類に入るのではないかと思い。

では、取り上げるべきではないのかというと、そうでもない。啓蒙といえば、おこがましいが、時代を先取りする精神も必要だろう。やはり慧眼ではあるのは間違いない。この取り組みの経緯などのほか、数年前に宮崎を襲った口蹄疫などについても意見を拝聴した。
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by kogaj | 2018-03-21 09:31 | ジャーナリズム
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宮崎日日新聞を地域ジャーナリズム研究の対象に選んだのは、宮崎県を代表する新聞であること、これが第一。2番目は、40年来の知り合いがいていろいろ知恵を借りることができそうなこと。3番目は、既に宮日の幹部に知り合いがいることなどがあった。何と言ってもシエア60%以上を誇る有力地方紙であることが大きい。

論文を執筆する際に大事なのは、基礎的な資料を丹念に読み込むことである。宮日の場合、既に『宮崎日日新聞35年史』や『宮崎日日新聞60年史』などが発刊されている。茨城大学の図書館にお願いして取り寄せた。今回の地域ジャーナリズム調査で毎回、対象となる地方紙の社史を丹念に読み解いているのだが、これがなかなか面白い。戦前が多いのだが、権力からの弾圧に抗して生き延びてきた反骨精神に触れてとても嬉しい。

宮日の場合は、今から43年前の1975年に発行された35年史は、戦前や明治期の宮崎県のジャーナリズム史が分かって興味深い。60年史の発刊は、今から18年前で、35年史以降のことを知るには最適である。60年史以降現在までの約20年間が空白状態だから、近いうちに80年史などの発刊を期待したいものである。

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by kogaj | 2018-03-20 08:55 | ジャーナリズム

卒論が終了

20日が期限となっていた卒業論文。ゼミ生は、滞りなく提出してくれた。終了後に忘年会。数人の欠席があり、とても残念だったが、幹事団の準備が良かったのか、盛況のうちに終了した。お祝いを兼ねていたので、私が、シャンパンを持参し、それでお祝いした。やはりアンドレは美味い。

 来週から冬休み。遠方から来ている学生は、故郷に帰省しないようだ。大学は、あと1か月強で、試験シーズンへと突入する。

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by kogaj | 2017-12-21 12:02 | ジャーナリズム

九州へ

地域ジャーナリズムの研究で九州を訪問する。メディア界では、冬型の気圧配置でも聞かれる西高東低と言われる現象がある。旧来メディアの代表である新聞が、西=九州で比較的強く、東が弱い=低い、という現象である。

部数減が続く新聞界で、九州のメディアはどうなのか。どっこい、頑張っているのか。この辺を調べてくる。
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by kogaj | 2016-03-02 07:41 | ジャーナリズム

c0018010_735356.jpg最近地域ジャーナリズムについて調べている。今週は、その関係で九州を訪問する。どんなことが聞けるのか。論文は、400字詰め原稿用紙で、既に、120枚ほど書いた。今週の調査を終えた分を加えて、150枚くらいになるかな。

2月中旬は、つくば市へ新生常陽新聞を訪問した。3年ほど前に廃刊になったのだが、都内の投資家が買い取り、2年前から立て直しに入っている。斜陽産業と言われる新聞業界だが、本当に斜陽なのか。それを見極めた論文を執筆している。

キーワードはハイパーローカルである。米国で投資の神様と言われているウォーレン・バフェットが4年ほど前から米国の地方紙を買収し続けている。100紙を超えたとか。彼によると、地位メディアは、ビジネスになるというのである。斜陽論にくみするものではない。

ただし、ビジネスになるのには、条件がある。それがハイパーローカルというのである。新生常陽新聞もハイパーローカルを目指している。

常陽新聞の社長と話をしていて気付いたのは、新聞で最優先されるのが紙面だと思っていないのである。10年先に紙面があるとは思っていない。これには目からうろこが落ちるようだった。2週間ほど前に、英国の高級紙インディペンデント紙が廃刊した。

社長は、「紙を止めれば新聞は生き残るということですよ」とドライである。私がドライと感じるのは、旧来メディア出身だからと言ってよいだろう。
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by kogaj | 2016-02-29 19:00 | ジャーナリズム

新聞への投稿

先日、本学の学生が某全国紙の投書欄に投稿していた。トップに掲載されていた。イスラム国の人質になって処刑された後藤さんなどに対する「自己責任論」への反論である。自己責任論は、こうした紛争地帯へのジャーナリストがトラブルになった時に良くある議論である。

国家が何のために国民のためにあるのか。ジャーナリストの使命は何なのかなどを考えると、自ずとその回答は出てくるのではないだろうか。
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by kogaj | 2015-02-04 07:02 | ジャーナリズム

マスコミ学会


c0018010_18592021.jpg専修大学生田校舎で日本マスコミ学会の春季発表会と総会があり、出向いてきた。最寄りの駅は小田急線の向ヶ丘遊園である。学生時代に本郷の向丘地区に住んでいたことがあった。この向丘とは何ら関係はないようである。

近くに友人が住んでいる。このため途中下車して昼飯を一緒した。20年以上も前にその駅で下車したことがあったが、変貌ぶりに驚いた。駅がデパートになっていた。小田急線は、開かずの踏切が多くて、乗車するとイライラすることが多かった。

 それが今や、高架がかなり進んでいた。これだと輸送力がアップするし、高架下がモールとして使える。企業側にとってはカネのなる木になるに違いない。午後1時前に落ち合って近くで中華料理をいただく。経済界やマスコミの最近の現状について議論した。結構面白かった。

専修大学生田校舎にたどり着くと、シンポが始まったばかりであった。タイトルは、「『女性活用』といわれる時代のマスメディアとジャーナリズム」。現場の女性記者と大学の先生計6人による話し合いだった。女性記者らは私の知らないような現場の変貌ぶりを報告してくれた。

光陰矢のごとし、現場を離れて5年超経過したが、私も浦島太郎だな、と感じ入った。映像を手掛けるドキュメンタリージャーナリスとの堀川恵子さんという方がフリーの現場の話を披露してくれた。鬼気迫る話で、凄いジャーナリスとがいるもんだと感心した。

懇親会後は、向ヶ丘遊園の駅前で1時間ほど知り合いとビールを飲み、水戸へ帰宅した。


 
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by kogaj | 2014-06-01 18:49 | ジャーナリズム

水戸・偕楽園にて


by kogaj