カテゴリ:ジャーナリズム( 74 )

金メダルの値段


c0018010_1626143.jpg 新聞によると、昨日は、銀座で先のロンドン五輪でのメダリストたちによるパレードがあったようだ。50万人集まったとか。警視庁が調べたのか、それとも主催者の発表なのか。写真を見ると、確かにすごい。銀座にあんなに人が集まったのは見たことがない。少し前までメインストリートをほとんど毎日歩いて通勤していたからよく分かる。

金、銀、銅のメダルを胸にぶら下げて、選手たちは満面笑みをたたえていた。利用していたのが、はとバスで、その2階部分に乗った選手たちが手を振っていた。だから、オリンピック招致に向けて東京都が画策したのだろうと思っていたら、やっぱりそうだった。

選手たちによると、金銀銅で扱いにかなり差があるようだ。民放などをみていると断然金メダリストが人気だね。それにしても、あのメダルの値段は、どのくらいするのだろう。私が小学生の頃に東京オリンピックがあって、メダルを売り出した。両親は、銀と銅のメダルを買っていた。さすがに金は無理だったようだ。

先日米ビジネスウィークを読んでいたらロンドン五輪でのメダルの値段が表示されていた。いずれも重さによる計測のようだ。金メダルは、660ドル、だから5万円強。92%が銀のようだ。金は1%程度とか。銀は、325ドル。やはり、92%が銀、残りは銅のようだ。

では、銅はどうなのだろう。97%が銅のようである。値段は書いてなかった。金の高騰で、金製ということにはならないようだ。今年の初めにスイス・ローザンヌの五輪博物館を訪れた。その時に、歴代のメダルがずらりと並べてあった。

本物がどうかは確認しなかったが、初期のやつは陶器製のような印象があったなあ。
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by kogaj | 2012-08-23 22:44 | ジャーナリズム

いい新聞だ、西日本新聞


c0018010_6564616.jpg毎朝起床すると内外の新聞をHP上でチェックするのが日課である。国内の新聞でよく見ているのが私の出身の鹿児島の南日本新聞、そして博多の西日本新聞である。いずれも実家が購読しているか、いたかである。西日本のパワーはかつては九州で独壇場であった。中央3紙の攻勢を受けて今は守勢に回っているようである。

権力を監視する役割がそのひとつの役割でもあるジャーナリズムを心を西日本は依然として失っていない。例えば、2000年当初の森内閣の「神の国」発言をめぐりNHK記者の指南書事件が勃発した。首相官邸の政治部記者たちは、いずれも同じようなことをやっているとの自覚があるのだろうか、握り潰しを図った。

これが表に出たのは、西日本新聞の記者がいたからである。古くは昭和40年不況で山一證券が経営危機に陥った。この時に日本銀行の特融が実施された。これをすっぱ抜いたのも西日本新聞である。

ジャーナリズムの真髄を覗けるということもあってチェックしているのである。そして、今回の原発事故に絡む電力会社の対応、特に九州電力のあり方について鋭い特集記事を連載していたことに気付いた。独占体質に胡坐をかくその存在に矢を放っている。これぞジャーナリズムである。

読んでいると私物化されている、目に余る経営がこれでもか、これでもかという具合に出てくる。こんなことで良いのか、だれが一体こうした腐敗企業を作ってきたのか。ジャーナリズムの追及する姿勢も甘かったのかもしれない。もっとも指弾されるのは九州電力であることはもちろんである。

原発関連では、東京新聞の報道が昨年の3月11日以来光っている。西日本はこれに続いている新聞かもしれない。
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by kogaj | 2012-08-05 06:49 | ジャーナリズム

c0018010_7152522.jpg起き抜けにBBC,NYタイムズなどのホームページをチェックするのが日課となっている。今朝は面白い現象を見つけた。ロンドン五輪で各国が獲得したメダルのランキングがこうしたメディアにも掲載されている。多くは金メダルの数を基本にランキングしている。だから、日本などは登場しない。

面白いことにNYTは、その国の獲得した総数をベースにランキングしている。だから日本(21)は、米国(43)、中国(42)、ロシア(23)、英国(21)に次ぐ5位にランキングしている。NYTも昨日まではこうではなかった。どうして変えたのだろうか。

金メダルの数で韓国は、既に9個を獲得している。国の勢いを感じるね。総数で多い日本は、国際社会での将来の生き方を案じているような気がしますな。

⇔産経新聞から
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by kogaj | 2012-08-04 07:09 | ジャーナリズム

マスコミ学会


マスコミ学会の話も忘れずにしておきましょう。今回の内容は、正直言って、あまり食い意地がはりませんでした。どちらかというと、取材が中心。地元紙の宮崎日日の幹部に話を聞きました。やっぱ、私が発表しないといかんかなあと反省している次第であります。自分がやらずに批判しても仕方がない面がありますね。

東日本大震災以後のジャーナリズムというシンポジウムがありました。大学の先生が何人か講演をされました。調査内容をただただ開陳されるだけ。あまり面白くなかったですね。調査された先生が大変苦労されて分析されたのでしょうが、私は残念ながらあまり面白くなかったです。

先生があまりにも早口のためか、何を言われているのかもほとんど分からず、昨年秋に大江健三郎さんの講演と同様なことを感じました。院生が実績つくりのために発表しているからつまらないのだ、と解説してくれる人もおりました。いずれにせよ、私がやらんとあかんなあと反省。後悔先に立たずですね。
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by kogaj | 2012-06-05 21:49 | ジャーナリズム

週末は、宮崎へ


c0018010_11433852.jpg週末に学会があり、宮崎に足を伸ばした。羽田から約2時間。宮崎に行くのはこれで何回目だろうか。小学校の頃に、宮崎市内の大淀小学校との間で学校同士の交流会があって、小学校の6年の時に訪問したのが初めて。青島や平和の塔などを観光した記憶がある。

当時は、食糧事情のあまりよくない頃で、コメを持参したなあ。宿泊したのは、橘旅館だった。私は下らんことをよく覚えており、中学の修学旅行で宿泊したのは、京都だと賀茂川旅館だった。今はどうなっていることか。健在だといいなあ。

初日の夜は、宮崎の友人らと市内で有名な「杉の子」という名前の料理屋で打ち上げをやった。相手の先生が県内でよく知られている方のようで、声をかけたところ宮崎県知事が顔を出された。知事は、私のテーブルをはさんだ向こう側に座られ約3時間、いろいろ議論した。

総務省出身の官僚の方で、例の東国原知事時代に総務部長をされており、知事に立候補されたら当選されたということである。
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by kogaj | 2012-06-04 10:53 | ジャーナリズム

マードック帝国


c0018010_21153654.jpg先週末が本学紀要の締切日だった。今回は、英マスコミで今、最大のテーマとなっているルパート・マードックの盗聴の話を書いた。ウェブサイトの発達で最近は、現地の情報が入手しやすい。向こうの新聞のサイトを読めばいいだけ。印刷に若干お金がかかるだけである。

3年前の転職で本学に移ってきて以来、半年ごとに出る紀要に毎回論文を寄稿している。その時々のテーマを書くことで頭の整理ができる。これはとても大きい。それに、これとは別の連載物を書くことで自分の業績ともなる。

今回は、マードック帝国の全容、なぜ盗聴にまで至ったのか、その手法、背景などをまとめた。400字詰めの原稿用紙で80枚強。毎回、その程度の分量である。紀要は、この9月に上梓される。サイトにもアップされるから、その時に皆さんが読めるようにします。
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by kogaj | 2012-05-27 08:19 | ジャーナリズム

銀座でインタビュー


c0018010_20563250.jpg先日銀座の歩行者天国を歩いていたらテレビカメラのレンズを突然向けられた。インタビューである。BS7などと名乗っていたが、どうも、この映像は、テレビ東京、テレビ朝日などのキー局に流れるようである。取材を代行しているような通信社だな。

聞かれたのは、香りのこと。夏になると体臭などがきつくなってくる。その対策の特集をテレビはやるのが定番だが、その材料に取材した映像を使うというのである。

いろいろ質問された。「体の臭い対策はしてますか」「ハイ」
「どんなことですか」「実は、8×4を買ってつけてます」

当方は、ジャーナリスト出身だから、相手がどんなことを期待しているのかがだいたいわかる。だから、それにあうように答えておいた。多分、インタビュー映像は使われるだろうなあ。
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by kogaj | 2012-05-14 20:51 | ジャーナリズム

報道災害

上杉隆さんなどによる幻冬舎新書の「報道災害」に目を通す。「ジャーナリズム崩壊」も読ませていただいたが、同じような内容である。批判も必要だが、賛同できない部分が結構ある。世の中を動かすには、ある程度、結集が必要である。個人では限界がある。

その意味では、彼の作った自由報道協会はその成果でもあるし、高く評価すべきことだろう。無期限休業を宣言されているとか。もったいないことである。
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by kogaj | 2012-04-16 10:01 | ジャーナリズム

自由人権協会

弁護士の友人から誘われて少し前からこの協会の勉強会に顔を出している。メンバーの中心は、弁護士、それにジャーナリスト、私のような元マスコミ人で現在大学などで教鞭を取っている学者もいる。法的な側面に詳しい弁護士の発言は別の意味からとても参考になる。

前回は、昨年、朝日新聞がスクープした大阪地検特捜部の検事による証拠改ざん事件で、厚労省の当時局長だった村木さんを救った弁護士事務所が報告した案件だった。当然、件の弁護士も来られた。中身は、証拠改ざんに関連する案件で、当時検察官が村木さんとは別の被告から取った調書があるにもかかわらず、その調書とはかけ離れた報道をメディアがしているという事実である。

分かりやすく言えば、被告が検察官に対し「そうではない」と否認し、調書がそうなっているのにもかかわらず、新聞報道では、「そうです」と嫌疑を認めた報道となっている。これは、新聞の取材に対し、検察官がそうした情報操作をして、取調べと裁判を有利に進めていこうという策動に他ならないという事実である。

弁護士事務所は、民事訴訟を提起し、争っているのであるが、裁判官は、必ずしも積極的ではないようだ。参加したメンバーからは、「勝ち目がない」「メディアは報道しない」との批判的なものもあったが、私は、この種の情報操作、プロパガンダ行為をやめさせる良い機会になると思うとの趣旨の発言をした。

裁判がどうなるかも関心があるが、近いうちに論文にもまとめたいものである。
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by kogaj | 2012-04-15 06:51 | ジャーナリズム

報道と読者委員会


c0018010_8252684.jpg茨城新聞の報道と読者委員会のメンバーになって2年。先日、この委員会が開かれ出席した。テーマは、東日本大震災と匿名報道。今週中にそのやり取りが新聞の掲載されるだろう。だから、何が話されたかの中身はそちらに委ねよう。

この種の会議に出席して思うのは、全員がそうではないのだが、茨城新聞をあまり読んでいない、読んだとしても読み方への力の入れ方が足りない、読者の代表として選ばれているのでもっと真剣に読ん欲しいと少なくとも私は、思ってしまうことである。自覚がないと言ってしまえばそれだけなのだろうが、それでは、茨城新聞の質の向上には貢献しないぜ、と言いたくなる。

読者委員会がいろいろ注文を付け、茨城新聞の中身が向上することは、読者ばかりか、県の行政などに反映する。だから、県民にとってもいいことなはずである。皆さんお忙しいことは重々承知している。その中で、時間を割くことは十分意味のあることではないだろうか。私だってかなり忙しい。そんな中で結構時間を割いている。


c0018010_8262840.jpgちょっと手厳しいことを書いたかもしれない。では、私のゼミなどはどうか。担当者でありながらも、きちんと課題図書を読み、報告してくれる学生もいるが、そうでない学生もいる。そうではない学生を鍛えるのも大事だ。だが、厳しく対応すれば顔を見せなくなる。これが高じて、心の問題を抱えるまでになってしまう学生も少なからずいる。

来週から新学期、新しい学生との出会いが待っている。3日は2年生のガイダンス。講義も始まる。どんな学生が入ってくるのか。楽しみである。最大の楽しみは、私の講義を通じて、その知力、識力などを向上させてもらうことである。「半年間のこの講義を通じて自分の英語力がパワーアップしたなど」のメッセージをいただけると嬉しい限りである。

そうそう、件の読者委員会の委員は、晴れてお役御免になった。これからは、外部から茨城新聞を応援していきたい。
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by kogaj | 2012-03-27 08:19 | ジャーナリズム